これが最後の観光地、ラ・ペドレラ(石切場)ことカサ・ミラ(ミラ邸)です。
こちらもガウディ建築の一つ。
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グラシア通りに面していて、昨日観光したカサ・バドリョに近いところにあります。
ここは現在も人が住んでいるマンションで、屋上がちょっとしたガウディミュージアムになっています。
入場料は8ユーロ。
観光地としてはバドリョ邸よりこっちのほうが有名ですね。
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ガウディらしい?入り口の装飾

昼間バスの中からみたときは表通りまでずらーっと人が並んでましたが、私たちがいった午後4時半頃にはすぐ入場できました。
入り口とチケット売り場はちょっと脇道にはいったところにあります。
広さは昨日のカサバドリョよりずーっと広いです。
階段手すりやそういうものがガウディっぽい。
中階は人が住んでいるため見学できませんが、一部公開されています。
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蝶をかたどったベッドや家具の部屋。でも色合い的にどうみても蛾・・・。

バドリョと比べるとちょっとおしゃれという程度でわりとノーマルな印象でした。
キッチンとかバスルームとかアンティークなのでそれはそれで面白かったですけど。
あ、ここもイヤホンガイドはありましたが、日本語は非対応でした。

エレベーターで最上階へ。
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カサミラの模型

こちらはいろいろなガウディの作品が展示されてました。一部ではムービーも上映。
サグラダファミリアの地下展示場よりおしゃれな感じ。
フニクラのミニチュアとかもありましたが、下に鏡がはってあり、逆からみるとこうなるよというのがわかるようになってました。

そしてカサ・ミラの一番の目玉はコレ。
屋上です。
実は下の展示場で両親とはぐれちゃって、父の携帯に電話して連絡を取り合い合流。
登り階段と下り階段は別のところから屋上に出入りするので、一度のぼっちゃうとすぐ降りられないんですよ。
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建物自体が大きいので、カサバドリョよりかなり大きな屋上。パティオも二つあるらしくて、ちょっと面白いつくりになってます。
変な兵隊さんみたいなのは全部煙突。観光客いっぱーい。
広いので少しゆっくり観光。
結構段差にすわってのんびりまわりを眺めている人も多かったです。
しかし内側の中庭のほうにはフェンスがはられているのですが、外側にはなくて、人の腰丈くらいの高さしか囲いがないので、母がうっかりそれによりかかろうとしたときには焦りました?。こわいよぅぅ。やめてよぅ困った
(その時は大丈夫だとかいってた母ですが、後で下からみてほら、あんなに囲いが低いんだよ!!と腰から上がまるまるみえてる上にいる人たちをみせたら、ぞっとしたと言ってました)

どこの国の人か知らないけど彼女の写真を撮りまくって舞い上がってるバカップル(つーか、彼女はまともな感じで彼氏のほうが舞い上がってた)の彼氏に頼まれて何枚か二人の写真をとりました(笑)。
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カサミラの屋上からはサグラダファミリアがみえます。
これは父が撮った写真。ホントはこんなに大きくはみえないの。実際の距離はしたの写真くらいの感じです。
望遠かなんか使ったらしい。
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ところが屋上にでてまもなく青空なのに突然大雨になりました。出てきたばかりの人とか、みんなきっとすぐ雨が止むだろうと思ったようで、雨止んだら戻ってきたいと考えたのか階段のところは雨宿り状態で戻るも引くも出来ない様子だったので、上の写真のところで雨宿りしました。
なかなか止まないな?とおもっているうちにやっぱりすぐ止みまして(よくみてるとサグラダファミリアの方とかは降ってなかったし)、他の人も戻ってきてちょっとうろうろしてから下に降りました。
降りるのはなんか話ながら一気に階段で下りちゃいました。
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下のミュージアムショップは広くてキレイ。ここでもうあとがないんで、すこしおみやげを調達?。甥っ子姪っ子に全員に一匹づつ小さいぬいぐるみのトカゲを購入。
これがとても好評でした。
ペットのイモリが死んだばかりの甥っ子Yくんなんかは戻ってきたみたいだ・・・とホントによろこんでくれたし。
小さくて結構カワイイ顔してたのがよかったみたい。

さすがに疲れたため、ホテルに戻って夕飯はホテルのレストランでとろうということになりました(母は日本食のお店に行きたがったんですが、遠いし明日は帰るんだからやだと父が却下)
7時少し前にホテルにタクシーで帰還。
私はワンピに着替えてロビーで待ち合わせ。
いくつかレストランがあるので、なんとなくメニューとかみていたら、ホテルのスタッフの呼び込みにあい、一番高いお店に入ってしまいました(゜Д゜ノ)ノ
ガイドさんも予約がないと無理かもといっていたミシュラン1つ星シェフ経営のレストランで、スタッフの人もやたらそれをいうので、ドレスコードとかあるでしょう?と聞いたら(私はワンピだったので、逆にほめて貰いましたが、母とはもかく父は・・・あまりに観光客スタイルのままだったんで)全然問題ないからということ。
最後の夜だし?という気持ちもあって、ついつい・・・。
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レストランAROLA

両親はワイン、私はまたカヴァ。グラスでOKでした。
あー、そういえば結局サングリアは一度も頼まなかったな?。あれってどういうところでのめるんでしょうね?ご家庭で楽しむお酒だからあまりレストランとかにはないとは聞いていましたが。

突き出しは春巻きにおもちが入ったみたいなもの。
前菜は両親はシュリンプカクテルで、私はなんだったっけー。わすれた?。
おいしかったんだけどね(^ ^;)
メインは私はポークステーキマンゴソース、両親は和牛ステーキでした。
最後に母と私は紅茶を頼んだらこんな感じで出てきて、すきなティーパックを選んでポットに入れて飲むようなスタイルになってました。
母はアールグレイ、私はカモミールに。
ホント。突き出しと前菜はとてもとてもおいしかったです。メインはわるくないけどちょっと甘すぎたかな。
とってもおしゃれで味も良かったけど、価格ほどだったのか・・・というのはちょっと疑問かなあ?
スタッフも感じを頑張ってよくしてるけど、ホントはもっと気取りたいって感じがあって心地いいサービスとはちょっと違ったし。
まあでもいい記念にはなりました。
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滞在ホテルのアーツ。変な魚のオブジェがあります

食事のあと私は1人で海辺の散歩へ。
せっかくビーチサイドのホテルなんだし、せめて地中海をゆっくり拝もうと思って(笑)。
とことこ歩いてきました。
このあたりはバルセロナ五輪の時に選手村になっていたあたりで、オリンピック村と呼ばれています。
スーツ姿の団体さんがビーチにいたりしてなんか不思議な光景もありましたけど、あんまり危ない感じはないし、のんびりしててきもちいい散歩コースでしたよん。