4時頃、もったいないし観光にいこう!ということになりまして、やっぱりまずはサグラダファミリアだーっとタクシーで出発いたしました。
個人客は入場料8ユーロで、受難の門から入ります。
結構すいててすいすい。
こちらは生誕の門。
現在この生誕のファサードと受難のファサードが完成、栄光のファサードが途中で本体は殆どできあがっていません。
まさに偉大な建築現場(笑)。
でもあと25年くらいで完成予定だとか、この生誕の門が完成して世界遺産に登録になったので、観光客が沢山来るようになり入場料が沢山はいるようになったので資金繰りがよくなったからだそうですよ。
なんか生き物みたいな建物でした。建築物っていうか、不思議な生き物みたい。
怪獣に近い?
個人客は入場料8ユーロで、受難の門から入ります。
結構すいててすいすい。
こちらは生誕の門。
現在この生誕のファサードと受難のファサードが完成、栄光のファサードが途中で本体は殆どできあがっていません。
まさに偉大な建築現場(笑)。
でもあと25年くらいで完成予定だとか、この生誕の門が完成して世界遺産に登録になったので、観光客が沢山来るようになり入場料が沢山はいるようになったので資金繰りがよくなったからだそうですよ。
なんか生き物みたいな建物でした。建築物っていうか、不思議な生き物みたい。
怪獣に近い?
中はこんな、現在進行形で工事中です。
入ったときは沢山の人が工事を続けていましたが、5時になったらみんな帰って行きました。
サグラダファミリアそのものの閉館時間はこの時期は20時まで。19時までで入場は打ち切られます。
工事現場なので、ほこりっぽくてのどがいがいがになっちゃったなーと思ったら、中に自販機がありまして(^ ^;)。お水を買いました。
ガウディの建築はその見た目のきてれつさが強烈なインパクトをはなちすぎててデザイン重視のようにみられますが、ものすごくよく考えられていて、建築物としてもちょっと驚くような完成度をもっているんだとここで長年彫刻をほっている日本人の彫刻家外尾さんの本「ガウディの伝言」にかかれていました。
一切鉄骨を使わず、石積みだけでつくられているのに崩れない理由がちゃんとあるんだそうです。
サグラダファミリアは日本名聖家族教会。そのまんまやん(^ ^;)。
イエスキリストとその両親ヨセフとマリアを祭った教会です。ヨセフ崇拝の教会ってちょっと珍しい。
建築家ガウディは最初からはこの教会の設計に携わっていませんが、この仕事に関わってから熱心なカトリックに転身(もとは違ったそう)、この教会の制作に没頭し、晩年はこの教会に住み込んで全財産を捧げたそう。
73歳で路面電車にはねられてなくなるその当日まで、彼はここで働いていて。そして今はこの地下で眠っているのだそうです。
彼が現場に残した最後の言葉は「諸君、明日はもっといいものを作ろう」だったとか。
その精神がずーっと引き継がれてるのかなあ・・・。だといいなあ。
ステンドグラスもいわゆるクラシックなものではありませんが、すごく光の入り方が美しくて幻想的。
赤いのもありました。
受難のファサード側のエレベーターが30分まちくらいだったので、上に登ってみることにしました。
後からガイドさんにきいたところ、以前は階段で上まで上れたのですが、以前途中で心不全みたいになって倒れた人がでちゃって、でも塔がせまいためレスキューが入れず、大変なことになっちゃったんで今は登りはエレベーター利用のみとなったそうです。
エレベーターにのりこむと中にお姉さんがいて、1人2ユーロを払います(入場料とは別です)
一緒にのった英語圏の人らしいお姉さんが、エレベーターが登り始めたら
「ええっ私知らなかった。こんなに高いの、こんなにみえるの?」と目をつぶってきゃあきゃあいいはじめ、私も同感でかなり緊張してきてしまったので
「怖い・・・」と思わずそのお姉さんに英語で訴え、二人でどうしようとかいってました。
本当に怖いんです。こんな怖いとこはじめてだったかも・・・。
なんせ塔が狭い。そして高い。逃げ場ゼロな空間なんですよ。どこにいってもすぐ真下は遙か遠い地面・・・。
このあたりは私は怖くて殆ど写真とれなかったので、両親から貰った写真で・・・(^ ^;)。
遠くにみえるツインタワーの白い方が私たちが泊まってるホテルです。
もうねー、この後ろはすぐ壁状態なんですよ。しかもですね。エレベーターおりるとまずこの塔に渡るためにあまり高さのない手すりの橋をわたらなきゃならないんですよ・・・。
やわらか戦車じゃないですが
「こわすぎるので、退却?っ」
って本気でいいました、私・・・。
膝がわらってがくがくになっちゃってもう?。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
でもこれだけは自分で撮りました。
螺旋階段。
自分の足写ってますが、背中はぴったり壁についてます。つまりこんな狭いの・・・。
しかも内側には手すりなしですよ。
昔アランパーソンズプロジェクトってグループのCDにガウディってタイトルのものがあり、そのジャケットがこの螺旋階段の写真だったんです。
それでガウディを知ったんだけど。だからこの螺旋階段だけは自分で見たかったの。
本当は下りもエレベーターをつかってもいいんですけど、下りは歩いておりないとこの螺旋階段を見ることができません。
怖くない人なら下りは歩いて降りると、途中でフルーツの彫刻とか、いろんなモノガ見られます。
ちなみにこの螺旋階段、途中から渦巻きのむきが逆になります。
そうすることで内芯への力のバランスをとってこの螺旋階段こそが塔の鉄芯のような役割を果たすため、石積みの塔がくずれないようになっているのだそうです。
すこし下ってくると塔こういう張りだしたテラスとかもでてきて外の様子をみることができます。
私は無理でしたけど(^ ^;)。父とか母とかは出て写真とってました。
それをみるのも怖かった・・・…>_<…
今までの人生で一番怖い建物でした(゚◇゚;)。
一番下に戻ったときは膝ガクガクのまま(^ ^;)。
とりあえずそのままミュージアムショップへ入りまして、少しだけおみやげ購入。
外に地下に降りる階段がありまして、降りたところにあるトイレに入ってから地下にあるガウディミュージアムに入りました。
地下の博物館は結構広くて、ガウディの写真やサグラダファミリアの最終的な姿を現した石膏模型なんかもありました。
サグラダファミリアには設計図がありません。
っていうかスペイン市民運動の時に設計図のようなものも模型も全て破壊・焼失してしまったのだそうです。
だから今現在の姿はガウディの弟子達の記憶や、わずかに残った資料や、既存の完成部分のこの部分がこういうしくみで作られているからきっとここはこうだろうというガウディ研究家たちの推測から作られているのだそうです。
だからかな生誕の門と受難の門は同じ設計家のデザインとは思えないように違うイメージになってます。
これはガウディを一躍有名にしたというコロニアグエルという教会のフニクラ(逆さづり実験)のモデルらしいです。
私にはうまく説明できないけど、重力の反転を利用した設計方法でつり下がる重みの負荷は逆さにすれば圧力の重さに変わるという考え方らしく、この無数のおもりでバランスをとった形を逆さにして建築されたのがコロニアグエルらしいです。
このフニクラをつくるだけで10年かかったという話。
おなじようなものがカサ・ミラの上にあるガウディミュージアムにもありました。
地下を抜けていくとそのまま出口は生誕のファサードへ。逆から入ってもOK。
すごいわー、この空間恐怖症気味な感じはアルハンブラにも通じるものがありますね。
ここにいる楽団のうち少なくてもハーブを奏でている女性は日本人の外尾悦郎さんの作品です。結構前に「違いがわかる男」のコマーシャルに出ていた方ですね。
その外尾さんの著書によれば、サグラダファミリアは天を目指す教会なので、地面に近い部分には水生生物がいて、上には鳥がいる。地面に近い部分には芽吹いたばかりの植物があり、天にちかいところには熟した実がある・・・というような作りになっているそうです。
(上の方にはイチゴとかありました)
なんでここには亀が何匹か。
この柱が雨どいのやくわりを果たしていて、雨が降るとこの亀さんの口から水がでる仕組みなので、ただの彫刻とはまたちょっと違います。
サグラダファミリア、奥が深いです。
入ったときは沢山の人が工事を続けていましたが、5時になったらみんな帰って行きました。
サグラダファミリアそのものの閉館時間はこの時期は20時まで。19時までで入場は打ち切られます。
工事現場なので、ほこりっぽくてのどがいがいがになっちゃったなーと思ったら、中に自販機がありまして(^ ^;)。お水を買いました。
ガウディの建築はその見た目のきてれつさが強烈なインパクトをはなちすぎててデザイン重視のようにみられますが、ものすごくよく考えられていて、建築物としてもちょっと驚くような完成度をもっているんだとここで長年彫刻をほっている日本人の彫刻家外尾さんの本「ガウディの伝言」にかかれていました。
一切鉄骨を使わず、石積みだけでつくられているのに崩れない理由がちゃんとあるんだそうです。
サグラダファミリアは日本名聖家族教会。そのまんまやん(^ ^;)。
イエスキリストとその両親ヨセフとマリアを祭った教会です。ヨセフ崇拝の教会ってちょっと珍しい。
建築家ガウディは最初からはこの教会の設計に携わっていませんが、この仕事に関わってから熱心なカトリックに転身(もとは違ったそう)、この教会の制作に没頭し、晩年はこの教会に住み込んで全財産を捧げたそう。
73歳で路面電車にはねられてなくなるその当日まで、彼はここで働いていて。そして今はこの地下で眠っているのだそうです。
彼が現場に残した最後の言葉は「諸君、明日はもっといいものを作ろう」だったとか。
その精神がずーっと引き継がれてるのかなあ・・・。だといいなあ。
ステンドグラスもいわゆるクラシックなものではありませんが、すごく光の入り方が美しくて幻想的。
赤いのもありました。
受難のファサード側のエレベーターが30分まちくらいだったので、上に登ってみることにしました。
後からガイドさんにきいたところ、以前は階段で上まで上れたのですが、以前途中で心不全みたいになって倒れた人がでちゃって、でも塔がせまいためレスキューが入れず、大変なことになっちゃったんで今は登りはエレベーター利用のみとなったそうです。
エレベーターにのりこむと中にお姉さんがいて、1人2ユーロを払います(入場料とは別です)
一緒にのった英語圏の人らしいお姉さんが、エレベーターが登り始めたら
「ええっ私知らなかった。こんなに高いの、こんなにみえるの?」と目をつぶってきゃあきゃあいいはじめ、私も同感でかなり緊張してきてしまったので
「怖い・・・」と思わずそのお姉さんに英語で訴え、二人でどうしようとかいってました。
本当に怖いんです。こんな怖いとこはじめてだったかも・・・。
なんせ塔が狭い。そして高い。逃げ場ゼロな空間なんですよ。どこにいってもすぐ真下は遙か遠い地面・・・。
このあたりは私は怖くて殆ど写真とれなかったので、両親から貰った写真で・・・(^ ^;)。
遠くにみえるツインタワーの白い方が私たちが泊まってるホテルです。
もうねー、この後ろはすぐ壁状態なんですよ。しかもですね。エレベーターおりるとまずこの塔に渡るためにあまり高さのない手すりの橋をわたらなきゃならないんですよ・・・。
やわらか戦車じゃないですが
「こわすぎるので、退却?っ」
って本気でいいました、私・・・。
膝がわらってがくがくになっちゃってもう?。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
でもこれだけは自分で撮りました。
螺旋階段。
自分の足写ってますが、背中はぴったり壁についてます。つまりこんな狭いの・・・。
しかも内側には手すりなしですよ。
昔アランパーソンズプロジェクトってグループのCDにガウディってタイトルのものがあり、そのジャケットがこの螺旋階段の写真だったんです。
それでガウディを知ったんだけど。だからこの螺旋階段だけは自分で見たかったの。
本当は下りもエレベーターをつかってもいいんですけど、下りは歩いておりないとこの螺旋階段を見ることができません。
怖くない人なら下りは歩いて降りると、途中でフルーツの彫刻とか、いろんなモノガ見られます。
ちなみにこの螺旋階段、途中から渦巻きのむきが逆になります。
そうすることで内芯への力のバランスをとってこの螺旋階段こそが塔の鉄芯のような役割を果たすため、石積みの塔がくずれないようになっているのだそうです。
すこし下ってくると塔こういう張りだしたテラスとかもでてきて外の様子をみることができます。
私は無理でしたけど(^ ^;)。父とか母とかは出て写真とってました。
それをみるのも怖かった・・・…>_<…
今までの人生で一番怖い建物でした(゚◇゚;)。
一番下に戻ったときは膝ガクガクのまま(^ ^;)。
とりあえずそのままミュージアムショップへ入りまして、少しだけおみやげ購入。
外に地下に降りる階段がありまして、降りたところにあるトイレに入ってから地下にあるガウディミュージアムに入りました。
外側にあるガウディの設計した建物。屋根がうにうにしているのは、紙をこういう風にゆがませると一枚でも立つことから、バランスをとった建築になっているのだそうです。うまく説明できないけど
地下の博物館は結構広くて、ガウディの写真やサグラダファミリアの最終的な姿を現した石膏模型なんかもありました。
サグラダファミリアには設計図がありません。
っていうかスペイン市民運動の時に設計図のようなものも模型も全て破壊・焼失してしまったのだそうです。
だから今現在の姿はガウディの弟子達の記憶や、わずかに残った資料や、既存の完成部分のこの部分がこういうしくみで作られているからきっとここはこうだろうというガウディ研究家たちの推測から作られているのだそうです。
だからかな生誕の門と受難の門は同じ設計家のデザインとは思えないように違うイメージになってます。
私にはうまく説明できないけど、重力の反転を利用した設計方法でつり下がる重みの負荷は逆さにすれば圧力の重さに変わるという考え方らしく、この無数のおもりでバランスをとった形を逆さにして建築されたのがコロニアグエルらしいです。
このフニクラをつくるだけで10年かかったという話。
おなじようなものがカサ・ミラの上にあるガウディミュージアムにもありました。
地下を抜けていくとそのまま出口は生誕のファサードへ。逆から入ってもOK。
すごいわー、この空間恐怖症気味な感じはアルハンブラにも通じるものがありますね。
ここにいる楽団のうち少なくてもハーブを奏でている女性は日本人の外尾悦郎さんの作品です。結構前に「違いがわかる男」のコマーシャルに出ていた方ですね。
その外尾さんの著書によれば、サグラダファミリアは天を目指す教会なので、地面に近い部分には水生生物がいて、上には鳥がいる。地面に近い部分には芽吹いたばかりの植物があり、天にちかいところには熟した実がある・・・というような作りになっているそうです。
(上の方にはイチゴとかありました)
なんでここには亀が何匹か。
この柱が雨どいのやくわりを果たしていて、雨が降るとこの亀さんの口から水がでる仕組みなので、ただの彫刻とはまたちょっと違います。
サグラダファミリア、奥が深いです。