結局もとの駅に戻り、また片道チケットを買って、16時06分発の鉄道でサンラザールに帰ります。
今回の列車の中はやっぱりそれなりに観光帰りの人が多かったかな。
途中で乗ってきたお姉さんがいきなり挨拶をすると、持っていたラジカセで音楽をかけて歌い出しました。曲目はベサメ・ムーチョ・・・なんで(^ ^;)?

一度ホテルに戻りちょっと休憩の後、着替えて駅前からタクシーに乗り(パリは流しのタクシーは捕まえにくいのですが、タクシー乗り場がそこここにあるので、そこに並んで乗ることになります)、アルマ橋にあるバトー・ムッシュの船着き場へ。
アルマ橋はこの橋の地下でダイアナ妃が亡くなったところです。

普通のバトームッシュとディナークルーズのバトームッシュは乗り場が違い、ディナークルーズのほうは結構豪華な待合室。
予約のコンファメーションナンバーを告げて、支払いを済ませてからオレンジジュースをもらって待合室でくつろいだあと、19時45分頃、船に乗船しました。
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船の席は二人席は殆ど並んで座って進行方向を向いているスタイル。
なので別のテーブルの人が前に背中をむけて座ってる感じです。
数名の席だと向かい合うのもあるみたいなんだけど。
家族や友達連れもいましたが、カップル多かったですわ?(^ ^;)。
日本人もっといると思ったのに、殆どみかけませんでした。
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まずはシャンパンで乾杯から、1テーブル1本つくんだけど飲みきれなかった(;>_<;)。
おいしかったのに。
それにお水とワインがおいていかれます。ワインは色だけ選べたので赤でお願いしました。
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そして前菜、私は鴨のテリーヌみたいなヤツ。
これがとてもとてもおいしかったのです(^ ^)。
そえもののパンもおいしかった。
個別にもらったパンはナイフでも切りにくいほど硬かったですけど(^ ^;)
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メインはノートルダム風ラビオリ。
コレはハズレ。味が全然なくて。
ヘルシーだったのだけど、ホントに味がないので食べきれませんでした。
みためはかわいかったんだけどな。
他にカマンベールチーズのでっかい一切れ(これはおいしかった)
とチョコレートケーキのデザートが出ました。おいしかったけど甘すぎて残した(^ ^;)。
最後はコーヒー。
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ワインはおいしかったのだけど、二人で半分くらい。
私はいつもへらへら酒なので、結構陽気になってましたが、青猫ちゃんはかなり眠くなってしまった模様でした。

船はそうこうしているうちに、自由の女神像をまわり、反対側のサンルイ島の先までいって、またエッフェル塔前に戻ってから船着き場に戻るコースを進みます。
とにかく陽が落ちるのがおそいので、なかなか夜景というのものに巡り会わない旅でしたが、今回だけはさすがに少しづつ風景が夜景に・・・。
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このセーヌ川河畔は、周辺一帯が世界遺産に登録されている場所。
それだけにクルーズとはいえ見応えのある風景が続きます(中にはこれもありなのか?というものもあったけど)
とにかく沢山ある橋がどれもゴージャス。
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すごくキレイです。
上の甲板にでるとなんのシキリもなく風景を堪能できるので、眠い青猫ちゃんを席に残して時々私は甲板に出てみていましたが、風景はキレイなんだけどめちゃ寒い困った
行って帰ってくる度に体が冷蔵庫から出てきたばかりみたいに冷え冷えと冷えちゃってました(^ ^;)。

トイレはあるにはあったんだけど、なんか不思議なトイレで一回しかいかなかったなあ。
ちょっと不思議だったのは、ここでもベルサイユでもなんですが、トイレの個室から女の子二人で出てくる事があったんですよ。なんで?
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ともあれ、最後は光り輝くエッフェル塔を拝んで終了。
結構あっ、という間のクルーズでした。
先によっぱらってたので船酔いしなかったのが良かった?。

23時近くなっていましたが、アルマ橋の近くですぐにタクシーを捕まえることができ、またこのタクシーの方が感じがいい人で、とてもスムーズにホテルに戻ることができました。
夜のパリには雨がふってなかったのも良くて、いいひとときを過ごせました。
一度くらいはやってみないとね。