ものすごい勢いで発展中の大都会でした。
しかも新しい建物が殆どなので、なんか新鮮できれいな感じ。
東京に戻ってきたら東京が古臭い都会に見えたほどです。
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水タバコ(シーシャ)
世界の5つ星ホテルがしのぎを削ってサービス競争をしているので、滞在ホテルで不快な思いをすることは少ないのではないかと思います(もうちょっとこうだったらいいのにという不満はあるかもしれないけど)。
治安は本当に良かったし、観光がこれからのドバイを支えていく礎となるからでしょうけど、人間もゆとりがあってよい感じです。
まず自国の民に十分な資金援助をすることで裕福にし、海外からの移住者には仕事をもつことを義務付け(無職では居住できません)たうえで、きちんとした保障や対応で迎えてくれています。おそらく賃金も高いのだと思うので、この国に来てつまらない犯罪で追放されるならここでまじめに働いて自国の家族に送金をすれば裕福な暮らしが出来るほうを選ぶようなしくみを作り上げてるのですね。
だから大都会なのに治安が良い。
安全で異国情緒があるリゾートとして世界の超お金持ちを誘致し金を落としてもらう・・・やるなドバイの首長さんと思うくらい、超やり手のビジネスを展開してる感じです。
もちろん石油という莫大な軍資金があればこそなんだとは思いますが。
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現状の難点は旅行者には関係ないけど異常な不動産価格。
一番小さいアパートでも1ヶ月20万円をくだらないらしいです(^^;)。
なので大半の人が不動産が安い隣のシャルジャに住み通うことになります。
そこで発生する現在のドバイが一番問題としてる交通渋滞。
なんせメインストリートが市街地を通ってシャルジャやビーチエリアまで1本で市街にあるクリークを渡る橋の数も少なく(わき道がないわけではないけど、どこも工事だらけ)、観光のお客も働く人も、大量のトラックもみんなそこを走るので朝晩の渋滞時間は20分程度の道が1時間から2時間かかるという状態になっているようです。
現在地下鉄を作っているらしいのですが、これは急務だろうなー。
ここ3年以内くらいに、ものすごく広大な敷地を有した一大レジャー施設ドバイランドも完成するし、3つのパーム(海をやしの木の形に埋め立ててホテルや別荘地として売り出したもの。ジュメイラビーチにあるパームジュメイラが一番最初にオープンする予定)やザ・ワールド(世界地図の形に埋め立てた人口の島々で島単位で販売されてます、パームもこちらも世界の王様や著名人が買ったことでいちいち話題に)も次々オープンするし、世界で一番高い建物になる予定のバージュドバイ(ドバイタワー)も完成するし。他のレジャー施設やショッピングモールもどんどん出来てるので、ますます観光客が増えればそりゃーもう渋滞はどんどん悪化しますからね。
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でもとにかく面白いところです。砂漠と一部のスーク等以外は殆ど観光のために作られたものばかり。都市全体がレジャーランドみたいなものなのはラスベガスとかも似ています。
もちろんいろんな企業もどんどん参入してるので商業都市でもあるわけなんだけど。
3年後、5年後、10年後はさらにどんどん姿をかえていくのだろうなと思うと、またその頃いってみたいような気にもなりました。
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お子様連れにも結構おすすめかなーと思いました。
まあ真夏は小さいお子さんにはきついと思うので季節は選んだほうがいいけど。
とにかく治安がいいし、子供が遊べるとこもいっぱいあるし(ホテルにも子供の遊ぶエリアがちゃんと作られていました)、日本ならまずお子様お断りというような高級レストランでも、ランチは殆ど問題なく小さい子供が入れますし、多分大半のレストランがディナーもOKの様子でした。
もちろんショッピングモールなんかに入ってるリーズナブルなレストランならまったく問題ないし。
とにかくヨーロッパとかからの観光客が多く(ロシアとUKからが一番多いといってたけど)、日本人ばかりが観光客として浮いている感じもないから、おちつきもいい(笑)。
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おもちゃ屋さんもいっぱいありました

砂漠やスキーや海を楽しむなら体力のあるうちがおすすめですが、ゆっくりすごすというチョイスもできるので、年配の方にもいいところです。
うちの母とかはどこにいっても大切にされて、やさしくサービスをしてもらえていたようでとても嬉しそうでした。
中近東ではありますが、ビジネスで一人で来てる人もとても多いので、ドバイ内ならば女性一人で行動していても特に問題もないと思います。
でもバックパックを楽しむ旅をするところじゃないかも。時間とお金とを有意義に使うためのリゾート地かな。
何も大枚はたいてすべてゴージャスにする必要もないけど、お金で買える幸せを楽しむ場所かなとは思いました。
まあ私の場合はお金もだけど、人間的にまだミニマムなので(^^;)、それなりの楽しみ方に終わりましたけどね。
それでも楽しかったですよ。
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乳香(フランキンセンス)は隣の国のオマーンで沢山取れる模様
物価は日本とさしてかわりないかなという印象ですが(税金がかからない分安いけど)、食べ物とか一部のモノに関してはとても安いです。
乳香とかスパイスはちょっとビックリするほど安いので(スパイスボトル1本分くらいの量が20円とか30円とかくらいしかしないものが殆どで、いっぱい買ってもせいぜい200円くらいです)、好きな人にはお勧めです。
ただしホテルに入ってるレストランの食事はかなり割高、でも冷静に考えればこの値段でこ
の内容ならOKというものが多いです。よく吟味すればいいのではないかと。
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食事や買い物などやっぱりちょっとは下調べして行動しないと、広いしものがあふれているので、出会えずに終わるパターンにはまりそうな感じ。
100聞は一見にしかずというのは間違いないですが、100聞を備えて一見したほうがより深い旅ができる。そういう見本のようなところでした。

あとはあれかなー、成田から直行便が欲しいですね(^^;)。

ながながと続いたドバイ語りですが、これにてホントに終了(^ ^)。
次の旅まではまた犬話オンリーに戻りますm(_ _)m
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