数少ないシェパ飼いのネット友達のとこのシェパが胃捻転で手術しました。
一命を取り留め回復に向かっているということで本当にホッとしましたです。
胃捻転はある日突然天からふってくるかのように、犬を襲う病気というより健康障害なので本当に怖いです。
そんな風に突然やってきて、時に突然死をもたらすのに、めずらしくないとこも怖いんです・・・。
シェパ飼いにとっては本当に他人事ではない病気(大型で胸の深い犬がなりやすいといわれてます、実際シェパにはとても多いらしいです)。
明日は我が身のような気持になります。

我が家でも一昨年旅だった黒ラブのロックが胃捻転で手術を受けました。
ロックの場合は胃が完全に一回転してしまっていたので、手術は脾臓を摘出して、胃を元に戻し固定するという一番基本的なものになりましたが、発祥してすぐ夜間でしたが手術をうけることができたので一命を取り留め、ぶじ10歳の誕生日を迎えることが出来ました。
でもその2ヶ月後にはちょっとした風邪であっというまに旅立ってしまいました。
高齢の体に大手術で落ちていた体力や、負担のかかっていた心臓が持たなかったのだと思います。
ただ、一度助かってくれたことで、その後療養のために随分大事にしていたので、それは幾分報われましたが、運が悪ければ胃捻転でそのままというケースは少なくないんですよね。
特に外飼いの場合異常に気づかずに(だいたい夕方食事のあと2時間くらい後に発祥することが多いらしいです。なので殆どの場合夜間になってしまう・・・。ロックの場合もそうでした)、朝になったら冷たくなっていた・・・ということもあるようです。

一度愛犬に胃捻転やってるので、めいに関しては私はかなり神経質になってるとこもあります。室内飼いにしてるから食事のあと異変があればすぐ気がつくけど。
24時間診療の獣医さんもチェック済みで携帯に電話番号も入れてあるし。
食後寝て寝返りをうったのが原因になることもあるらしいので、ごろん(寝て横に一回転する)の芸はめいには教えませんでした。
食後の管理も気をつけています。
でもそれでもなっちゃうときはなっちゃうみたい・・・。
がっつく犬がなりやすいという話もありますが(ロックはそうだった)、そうとばかりも限らないようだし・・・。
特に高齢になったら要注意のようです。

アニマルプラネットとかみてると、アメリカの警察犬や軍用犬は最近ではあらかじめ胃固定の手術を受けてしまうらしいですね。
軍用犬一匹つくるのに2千万くらいかかるらしいので・・・。そりゃ胃捻転でもっていかれたらたまらないでしょうね・・・。
予防のために麻酔をして健康な腹を切るリスクを負うかというのは一般飼い主にとってはとても難問なんですけど。