犬の健康。私にとってはこれが一番大事です。
長いこと、病気の見本市みたいなチャベスと暮らしてきたので、本当に心から健康一番と思います。

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犬種的になるのは普通のこととかいうびっくりな方もいるような、ジャーマンシェパードの股関節形成不全。
幸い現状めいは問題なさそうですが(検査してないのでありませんとは言い切れませんが)、子犬の頃からその点はとても気をつけてきました。

亜紗は犬選びの段階から、先祖代々や飼われた先の人などの情報が多いところで、丈夫そうな家系の犬をというのを優先して今のブリーダーさんを選びました。
でもまあ当然ですが100%ということはないんですよね。
だから、丈夫な家系だから何も心配なく安心して乱暴に育てて大丈夫ってことじゃないわけです。
亜紗を引き取る少し前に、亜紗のパパのラインから重篤な股関節形成不全の犬が出て、1歳で手術を受けたという話をききました。その同胎盤の兄弟も股関節形成不全だったと。
パパもママも股関節の状態は良好の部類だというのはブリーダーさんによって検査済みですが、系統のどこかにそういう因子があれば覚醒ででてくることもあるわけで、そういうこともあるのかなと思いました。
一応ブリーダーさんによれば、1歳で手術を受けた犬は1歳未満で激しい運動をしたための亜脱臼であって(レントゲンは取り寄せたということ)股関節形成不全ではなく、胴体の兄弟はペンヒップ式の検査でひっぱられすぎてはずれたらしいという見解だそうですけど。
この見解通りならようするに、飼い主の責任問題ということですね。
ボーダーコリーはドッグスポーツのために飼う人も多いし、体力温存型ではなくぶっ倒れる寸前まで元気だったりして、飼い主もうっかり無理をさせがちですが、自分の健康管理が出来る犬ではないように思います。
ものすごくパワフルで疲れ知らずに見えるので、ついついガンガン行けちゃうと思っちゃうけど、552396c8.jpg
ホントはそうでもないように思います。
飼い主のコントロールが他の犬以上に大切な犬なんじゃないかなと。
ついつい1歳未満でも、 元気でパワフルだからガンガンとばせてハードに運動させて、キツイダイエットをしたりする。これは健康な犬も病気にしちゃうモトだよねえ。

現状亜紗でドッグスポーツは考えてません。
1歳まで様子を見て、問題なければ考えるかなとは思うけど。何か一緒に出来ること。
でもとりあえずは健康と服従(信頼関係の徹底)を最優先にします。
ボーダー飼いとしてはめずらしいかもね。
つか、それならボーダー飼うないわれるかも(笑)。
でも奴らは家庭犬としても優秀だと思うんですよ。
遊び程度のディスクとかは考えてますけど、欲づけはしすぎないようにするつもりです。
それはあの日のことが忘れられないから。
ディスクに夢中にさせすぎて、ディスクでしか遊べなくなったチャベスとの思い出。
体力がなくなってきて、でも久々に遊びたがったので庭で軽くディスクをしたヤツの晩年のある日。
目がみえなくなってきていたチャベスにディスクがおえるはずがなく。
もういい・・・と全身でいって、先に家に戻ってしまったチャベス。ものすごくショックを受けていたチャベス。
私もとても辛かった。
ああいう思いはしたくないからね。
亜紗には年とったら出来なくなる遊びだけに夢中にならないように育てようと思ってます。

健康で長生きで、家族と強い絆のある犬。
それが私の理想。
でも簡単じゃないかも。
めいも亜紗も頑張ろうね。